福岡県大川市 ラウンジ・フルール様GALLERY DETAIL
ラウンジ・フルール様が2023年、創立10周年を迎え、当社が記念すべきリニューアルのためのリノベーションを施工させていただきました。
デザインのポイントは、同じ空間に二つの異なる雰囲気を持つスペースを作り出すこと。元々は全体的にブラウン色の占める割合が多く、重厚感はあるものの、同時にやや暗い印象がありました。この空間を、1:如何に夜の雰囲気を残しつつ明るくするか、2:同じ空間にあるVIPルームを如何に差別化するか、この二つがデザイン段階での課題でした。
そもそも空間というものは基本、床・壁・天井・家具の四つで構成され、そこに電化製品、絵などの装飾物といったエレメントが加わることで作り出されます。そして、それぞれのエレメントの「色」、「素材」、「質感」、「照明による光」により内装の演出が決まります。
施工前の部屋は、床とテーブルがブラウン、ソファがブラック、仕切りとなる壁がダークグレー。壁の一部と窓側のブラインドはホワイトですが、全体的に暗めに統一され、夜の高貴かつ落ち着いた雰囲気を出すのに一役買っていました。
一般的には、床・壁・天井の表面積だけで空間全体の60~70%を占めます。25~30%は、家具・カーテン・ラグなど。そして5~10%が小物類です。ベースカラー(床・壁・天井):60~70%、アソートカラー(家具・カーテン・ラグ):25~30%、アクセントカラー(小物類):5~10%
施工前は、ベースカラーに加え、アソートカラーを入れるべきテーブルなどの家具とソファも黒系の色が採用されており、これが重さを感じさせる原因でした。そこで今回は床色を明るめのグレー色に変え、ベースカラーの大部分を明るくしました。また、新たに追加したVIPルームは、同じ空間にありながら神々しく、なおかつ夜の魅力を引き出す雰囲気を照明の明るさと配置、床・壁・インテリアの色合いで演出。
大川市にお越しの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。
日付 | 2023年2月24日 |
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住所 | 福岡県大川市榎津149−1 第一東光ビル2F |
URL | http://www.lounge-fleur.com/ |